企業価値の創造

独身税?

最近巷で「独身税」たる言葉を耳にするようになりました。

正式名称は「子ども・子育て支援金」で来年令和8年4月より社会保険料に上乗せして徴収されるものになります。

支援金となっているので一見もらえるものと思いきや、徴収されるものです。

導入目的は日本の少子高齢化に伴う社会保障制度の財源確保ということでしょう。

世間では「独身税」と揶揄されていますが、独身者にだけ課されるものではなく、すべての公的医療保険加入者に対して課されます。

恐らくこの負担が増えることに対して子どもがいる方や世帯はわが子の為になるならと我慢もできるでしょうが、独身の方や子なし世帯の方から見ると、うちは子どもがいないのにただ負担だけが増えるという印象から「独身税」と揶揄されているのだと思われます。

年金、健康保険、介護保険と社会保険料率は増加の一途をたどっています。

日本の少子高齢化は深刻な問題ですが、中小企業の会社負担分の社会保険増加による負担増、個人の社会保険増加による可処分所得の減少も非常に深刻であり、国の有効的な政策の実施を強く望んでいますが・・・正直難しいでしょうね。

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菅沼税務会計事務所

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